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独立直後のシステムコストと“紹介される事務所づくり”TAX GROUPと進めた税理士法人度量衡の取り組み

税理士法人度量衡

2024年11月、28歳でお父様とともに税理士法人度量衡(どりょうこう)を立ち上げた金井助光先生。新潟で税理士事務所を営んでいたお父様の個人事務所を法人成りさせ、新潟の事務所を本店としつつ、東京に支店を設置する形式をとり、東京支店の事務所運営から集客までをすべておひとりで担われています。

大学在学中から税理士事務所で実務経験を積み、24歳で税理士資格を取得。EY税理士法人ではM&A関連業務にも携わるなど、若手ながら多様な経験を積まれています。

お父様の税務調査対応の強みと、ご自身のクラウド・IT活用の知見を掛け合わせながら「創業初期の経営者に寄り添える事務所をつくりたい」と考えた一方で、独立直後ならではの現実的な悩みにも直面していたといいます。

「若い税理士なら相談しやすいから、それだけである程度集客できるだろうと、当時は漠然と考えていました。今振り返ると、かなり甘かったと思います。」

開業直後は、顧問先もまだ多くありません。システムコストは抑えたい一方で、業務効率は落としたくない。さらに、どんな事務所として選ばれるのかも整理しきれていない——。

そんなタイミングで出会ったのが、税理士コミュニティ「ふらっと」を通じたTAX GROUPでした。今回は、TaxSys導入をきっかけに、Google Workspace活用、開業後の方向性整理、そして顧客紹介までつながっていった経緯についてお話を伺いました。

独立直後に直面した「コスト」と「事務所づくり」の悩み

金井先生のお父様の事務所ではAI-OCR機能を備えたシステムを活用されていました。領収書のデータ化など、実務面では便利さを感じていた一方、開業直後の東京支店で導入し続けるにはコスト面の負担が大きかったといいます。

「父の事務所ではAI-OCRを活用していましたが、独立したばかりの状況では費用感が高く、東京支店で同じシステムを取り入れるかについてはどうしようかと迷っていました。」

独立初期は売上も組織体制もまだこれからの段階です。だからこそ、必要な投資と現実的なコストのバランスをどう取るかは大きなテーマでした。一方で、悩みはシステムだけではありませんでした。

クラウドに強いことや、若いから相談しやすいというだけでは、事務所としての強みになりきらない。誰に、どんな価値を提供できるのか。どんな案件ならこの人につなぎたいと思ってもらえるのか。

独立後の金井先生は、そうした事務所としての立ち位置についても考えるようになっていったといいます。

TaxSys導入だけではなかったTAX GROUPとの関わり

税理士コミュニティ「ふらっと」を通じてTAX GROUPと出会った金井先生は、TaxSysの導入を決めました。決め手の一つになったのは、コスト面だけでなくGoogle Workspaceを含めた業務基盤の整備支援でした。

「Google Workspaceの導入支援もサポートしてもらい、領収書のデータ化が楽になりました。」

クラウド活用を自身の強みとして打ち出していきたいと考えていた金井先生にとって、Google Workspaceをベースに業務フローを整備できる環境は、事務所の方向性とも一致していました。

お父様の事務所で実現できていた業務効率化を、独立後も現実的なコスト感で継続できることは開業初年度の不安を軽減する大きな要素になったといいます。

価値を感じた「紹介される理由」の整理

TaxSysの導入をきっかけに始まったTAX GROUPとの関わりの中で、金井先生が、システム面以上に価値を感じたと話すのが、田原との面談でした。

「どんな強みがあるのか」

「誰に価値を届けられるのか」

「どんな言葉なら紹介されやすくなるのか」

システムの使い方だけでなく、事務所としてどう見られるかという部分まで整理された面談がとても印象に残っているそうです。

「一回の面談だけで私のことをここまで分析して言語化していただけるのは本当にありがたく、大変勉強になりました。同時に、いかに自分が『言語化する』という能力が不足しているのかを痛感しました。」

さらに、金井先生は、こう続けます。

「若さやクラウドだけでなく『〇〇だったらこの人につなげたい』と思ってもらえるような自分の強みを見つけて、それを磨いていきたいと思っています。」

独立直後は、実務を回すことで精一杯になりやすい時期でもあります。その中で、どう選ばれる事務所になるのかを客観的に整理してもらえたことは、金井先生にとって大きな転機になったようです。また、SoLabo担当者から顧客紹介にもつながり、開業初期の集客面でも具体的な支援を受けるようになりました。

創業期の経営者を支えられる事務所へ

現在、金井先生が主な支援対象としているのは、創業初期の経営者です。会社設立直後は、税務だけでなく、資金繰りや会計体制づくりなど、多くの不安を抱えやすい時期でもあります。だからこそ、クラウド会計やIT活用を通じて、経営の土台づくりを支援しながら、長く伴走できる関係性を築いていきたいと考えているそうです。

今後は株式会社SoLaboとの融資支援連携も進めていく予定です。税務だけでなく、創業融資や経営面まで含めて相談できる体制を整えることで、創業期の経営者に対して、より幅広い支援ができる事務所を目指されています。

TAX GROUPが目指していること

独立直後の税理士にとって、悩みは一つではありません。

システムコスト。

業務効率化。

集客。

強みの整理。

紹介されるための言語化。

どれか一つではなく、複数の課題が同時に存在しているケースも少なくありません。

TAX GROUPでは、TaxSysによる業務効率化だけでなく、Google Workspace を活用した基盤づくりや、開業後のブランディング・集客支援、融資支援ネットワークとの連携まで含めて、税理士事務所ごとの状況に合わせた支援を行っています。

業務を効率化することは、単に作業時間を減らすことではありません。税理士が本来向き合いたい顧問先支援や、自分たちらしい事務所づくりに使える“余白”を創ることでもあります。

TAX GROUPは、ひとりで抱え込むのではなく、それぞれの強みを持ち寄りながら共創できる環境づくりを通じて、税理士事務所の成長を支援しています。

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