ベンチャーサポートグループ|TAXGROUP加盟の背景とAI・データ活用に向けた取り組み
ベンチャーサポートグループ
全国に拠点を展開するベンチャーサポートグループでは、AIの進化を見据えた環境づくりを進めています。税理士事務所に集まる顧客の情報を蓄積し、経営支援や新たな提案に活用するためです。
その背景にあるのが、税理士だからこそ得られる「お金と税」に関する一次情報を、申告業務だけで終わらせず顧客への価値提供につなげたいという考えです。その実現に向けてGoogle Workspaceを導入し、情報を集約する基盤を整えていました。その中で知ったのが、SoLaboが進める「データを集めてAIで活用する」という構想です。
ベンチャーサポートグループが描いていた方向性とTAXGROUPの構想が一致したことが、加盟の大きな決め手となりました。本記事では、ベンチャーサポートグループがTAXGROUPに加盟した背景や決め手、今後目指す取り組みについて紹介します。
TAXGROUP加盟の背景にあったAI・データ活用の構想
ベンチャーサポートグループでは以前から、税理士事務所に集まる顧客の情報を申告のためだけに利用するのではなく、その先の支援へ活用したいと考えていました。その原点にあるのが「お金と税を知らないのになぜコンサルティングができるのか」という問題意識です。
企業の売上を伸ばすだけではなく、その先にある利益や税金まで把握してこそ、顧客にとって価値のある支援につながります。こうした考えから、税理士事務所に集まる一次情報を蓄積し、AIを使って活用できる環境づくりを進めていました。
税理士事務所を企業の「データセンター」として活用する
税理士事務所には、日々の業務を通じて企業の売上や経費、利益、税金といった情報が集まります。こうした「お金と税」に関する情報を活用できれば、税務だけでなく相続やM&A、保険といった周辺領域へ提案を広げることもできます。
そこでベンチャーサポートグループが考えていたのが、税理士事務所を企業の「データセンター」として機能させることでした。
顧客から集まる一次情報を蓄積して、必要な提案につなげていく。税理士事務所が持つ情報を申告のためだけではなく、より幅広い顧客支援に活かせる環境を目指していました。
Google Workspaceを導入してAI活用に向けた基盤を整備
一次情報を活用するためには、まず顧客や組織内にある情報を集約できる環境が必要です。ベンチャーサポートグループでは、その基盤としてGoogle Workspaceを導入しました。
単に資料をクラウド上で管理するのではなく、組織内にある情報を一か所へ集め、将来的にAIで活用することを見据えた取り組みです。
約1,800名が働く組織への導入にあたり、設定したアカウントは約1,800。初期導入は4名で進めました。アカウントの発行だけでなく、フォルダツリーをどこに作るのか、誰が権限やルールを決めるのかといった社内調整も必要でした。
当時は「この1か月くらい、ほぼ何の仕事もしていない、記憶がないくらい」というほど、初期設定や社内調整に多くの時間を費やしました。
それでもGoogle Workspaceへの移行を進めたのは、その先にあるAI・データ活用を実現するためでした。
TAX GROUP加盟の決め手はSoLaboとの構想の一致
ベンチャーサポートグループがGoogle Workspaceを導入して目指していたのは、データを集約すること自体ではありません。その先にあるAI活用までを見据えていました。
税理士事務所に集まる「お金と税」の情報を蓄積し、AIを使って顧客への新たな提案につなげていく。こうした構想を自社で進める中で知ったのが、SoLaboがTAX GROUPを通じて目指していた「グループ全体のデータを集めてAIで活用する」という取り組みです。
その内容は、ベンチャーサポートグループが実現したいと考えていたことと重なるものでした。SoLaboの構想を知ったときには「本当にやりたいと思っていた2年後ぐらいの未来が、もうすでにそこにあった」と感じたといいます。自社でもAI・データ活用に向けた環境整備を進めていましたが、その先の構想をSoLaboがすでに具体化していたことから、TAX GROUPへの加盟を決めました。
加盟に向けた社内調整でも「もう他はない、これ一択だ」というほど方向性は明確でした。単に機能やサービスを比較して選んだのではなく、これからの税理士事務所に必要なデータ活用のあり方と、その先に目指す方向が一致していたことがTAX GROUP加盟の決め手となりました。
TAXGROUPへの加盟を通じて目指すAI・データ活用
TAXGROUPへの加盟は、ベンチャーサポートグループが以前から描いていたAI・データ活用を実現するための取り組みでもあります。税理士事務所に集まる情報を蓄積し、AIを使って顧客への提案につなげる。その仕組みを約1,800名が働く組織で実践しながら、税理士だからこそ提供できる価値を高めていくことを目指しています。
約1,800名規模の組織でAI・データ活用の実例をつくる
ベンチャーサポートグループには、約1,800名規模のスタッフが在籍しています。規模が大きいからこそ、新しい仕組みを組織全体へ浸透させるには多くの調整が必要です。
Google Workspaceの導入でも、約1,800アカウントの設定に加えてフォルダ構成や権限、運用ルールを整える必要がありました。一方で、約1,800名規模が働く組織でAI・データ活用の仕組みを実践できれば、大規模な税理士法人でも活用できることを示す事例になります。
ベンチャーサポートグループでは、自社での取り組みを一つの実例とすることで、税理士業界全体にもAI・データ活用を広げていきたいと考えています。
AIを活用して税理士が顧客と向き合う時間を増やす
ベンチャーサポートグループでは、記帳代行や申告書作成といった業務は、AIの進化によって今後さらに自動化されていくと考えています。その中で税理士に求められるのが、経営者との対話や意思決定を支援する役割です。
税理士事務所に集まる「お金と税」の一次情報を蓄積してAIで活用することで、顧客の状況に応じた提案もしやすくなります。相続やM&A、保険といった周辺領域だけでなく、経営に関わる相談へ支援の幅を広げることもできます。
AIによって作業にかかる時間を減らし、その分を経営者と向き合う時間に変えていく。TAX GROUPへの加盟を通じて、AI・データ活用と税理士による支援を組み合わせた新しい業務のあり方を目指しています。
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